A-1.ソフト始動とは電動機の始動時の回転スピードを緩やかに上昇させる事です。
下記はソフト始動と減電圧始動(コンドルファー)の比較を図示します。
下記は始動時を時間軸にした時の特性比較です。
図2と図3を比較すると下記の様になります。
ソフト始動はスイッチON時は電動機入力電圧は0Vになります。これは始動瞬時には全く衝撃が無く、
電動機のシャフト及び負荷のギアー、軸等に過酷なストレスを掛けない事を示します。
また負荷の必要トルクの80kg-mに対して、減電圧始動は220kg-m ソフト始動は84kg-mとなり、
必要電源容量も小さくなります。
但し 始動時間が長くなります。これは任意に調整できます。
どんな利点がありますか?
一般的に回転体は緩やかに加速できればベター考えます。