A-9.3相交流誘導電動機であればどのような装置に対してもマッチングした始動ができます。負荷は始動時、初期トルクの大きいもの、始動時の負荷が大きい・小さいもの GD2が大きい・小さいものと、その状態は色々ですが、ソフト始動のモードを変えればその負荷に応じた始動ができます。
下記の図ソフト始動の時の各諸元値の変化です。参照ください。
電圧の上昇は 1〜full V/secのランプ係数がとれ、時間が経過すれば電圧は上昇しますので、入力されるトルクも増加します。したがってどんな大きな負荷であっても、電動機の特性トルク内の負荷は必ず加速する事が可能であり、電圧不足でストールする事はありません。始動渋滞はありません。