Q-40.電動機の始動時の特性シミュレーションで何が解るのですか?

A-40.スターデルタ・コンペン始動の様に入力された電圧が一定の場合電動機の発生トルクはすぐ計算出来ますが、ソフト始動の時、時間の経過と共に入力電圧が上昇しますので、そのトルクも変化して推測が難しくなります。
そこで連続した計算でシミュレーションしますと、入力される電圧、始動電流、加速トルク、始動時間等、実際に始動した時の傾向が判断できます。

そこから始動時に重たい負荷、GD2の大きな負荷を始動するとき、電源の容量、負荷の加速状態あるいは電動機特性がいいのか、悪いのか、等計画・設計中に推定できます。

39項のQ&Aに使用したモデルの特性を電圧AC400V 60Hz 100kWの電動機として、シミュレーションしますと、別紙1パワートロン始動、別紙2スターデルタ始動の様になります。

■添付資料:
別紙1.
パワートロン始動 資料
@基本仕様、Aモーター仕様、B電動機特性、Cインダクションモーターの始動特性
DMotor Operation Characteristics、E発電機容量 試算表

別紙2.
スターデルタ始動 資料
@基本仕様、Aモーター仕様、B電動機特性、Cインダクションモーターの始動特性
DMotor Operation Characteristics、E発電機容量 試算表

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